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痴漢

痴漢は、被害者の供述しか証拠がないケースも多いなどの事情から冤罪も多い犯罪です。
この記事では、痴漢の容疑をかけられてしまった場合の対処法などについて紹介します。
 

痴漢とは?

痴漢とは、わいせつ目的で被害者の身体を触るなど性的な嫌がらせをする行為のことをいいます。
痴漢はれっきとした犯罪です。
各都道府県の迷惑防止条例違反として処罰されるほか、悪質な痴漢行為については強制わいせつ罪に問われる可能性もあります。
 

痴漢で逮捕されやすくなる場合

周囲の人に痴漢として取り押さえられたからといって、必ずしも逮捕・勾留されるとは限りません。
ただし、次のようなケースでは逮捕される可能性が高くなるので注意が必要です。
 

逃げようとした場合

現場から逃げようとすると、「犯人なのではないか?」と疑われやすくなります。
たとえ冤罪の場合も犯人扱いされる可能性が高くなるため、その場から動かないようにしましょう。
 

本人に不審な点がある場合

目撃者・被害者の供述が信用でき、痴漢の疑いが強まっているのに、状況と矛盾するような主張を続ける、あるいは挙動不審な態度をとってしまった場合も逮捕されやすくなります。
 

身元・住所が不明な場合

住所不定、身寄りがないといった事情がある場合も、逮捕されやすくなります。
 

痴漢を疑われた場合の対処法

それでは、もし痴漢の容疑をかけられてしまった場合にはどのように対処すればよいのでしょうか。
 

身に覚えがない場合

身の覚えのない疑いをかけられたからといって、現場から逃亡しようとするとかえって犯人扱いされやすくなります。
したがって、無実潔白を主張するためには毅然とした態度で「やっていない」と伝え、身分を明かした上でその場で疑いを晴らして立ち去ることが大切です。
また、「やっていない」という事実を証明するためにも、相手の話を聞いて録音する、目撃者を集める、自分の手から繊維片を採取してもらう、といったように、その場でできる限り証拠を集めることも重要となります。
なお、たとえ嘘の自白であっても「一度やった」と認めてしまうと、その後供述をひるがえすのは困難です。
もし建物内に連行されそうになったら、その場で弁護士を呼びましょう。
 

実際に痴漢行為をしている場合

痴漢をしてしまった場合は、素直に自分のやったことを認めることをおすすめします。
運良く逃亡できたとしても、防犯カメラなどから身元が特定され、後日逮捕されてしまうおそれも否定できません。
逮捕を避けるためにも、心当たりのある人は弁護士に相談の上、自首しましょう。
 

痴漢で起訴を避けるためには

もし実際に痴漢してしまった場合は素直に罪を認めて謝罪し、被害者と示談を成立させることが大切です。
前科がある場合は起訴されるおそれもありますが、初犯の場合は不起訴になる見込みも十分にあります。
一方、冤罪の場合は最後まで「やっていない」と容疑を否認することが大切です。
弁護士にサポートしてもらい、現場検証をするなどして自分の無罪を証明してもらいましょう。
もし痴漢の容疑がかかってしまった場合、初期対応が遅れると逮捕・起訴され、有罪判決を受けるおそれがあります。
捕まりそうになった時点で、速やかに弁護士に連絡し、今後の対応についてアドバイスを受けましょう。

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